スクラム釜石オフィシャルサイト SCRUM KAMAISHI Official Site

活動報告

2017.08.29

【プレスリリース】「スクラム東北ライドGO釜石!2017」実施のお知らせ

 東京を拠点にラグビーを通じた東北復興支援に取り組むNPO法人スクラム釜石(代表・石山次郎)は、岩手県釜石市から福島県南相馬市まで約320kmをサイクリングで走破するチャレンジ【出会おう世界!つなごう東北! スクラム東北ライド GO釜石!】を9月15日から18日の4日間行います。

_H5L4663

_H5L4015

 これは、ラグビーワールドカップを釜石、岩手のイベントにとどまらず、被災地全体、東北全体に復興という「福」をもたらすイベントにできるよう、東北全体でその楽しさを分かち合えるよう、被災地の福島県、宮城県、岩手県と津波被害に遭った沿岸を自転車で走り、復興に取り組んでいる各地のみなさんと交流しながらラグビーワールドカップを盛り上げていこうという企画です。ワールドカップの釜石開催が決まった2015年の7月に第1回を開催し、過去2回は南相馬を起点に釜石まで約320キロを走破。東北の最大の魅力である美しい景色と美味しい空気を味わい、温かい人たちのぬくもりに触れ、東北各地のラグビー仲間や行政、商工関係のみなさん、復興事業にあたっているみなさんなど東北のあすを、そしてワールドカップの盛り上げを担うみなさんと交流を深めてきました。

 スクラム釜石代表の石山次郎は、今年(2017年)7月より大成建設に転職し、釜石市の鵜住居復興スタジアム(仮称)建設現場で勤務しています。3回目となる今年のスクラム東北ライドは、スタジアム建設が進む釜石を起点に、ワールドカップのキャンプ地誘致を目指す石巻市、福島県に向けて南下する逆コースを設定しました。また、走行2日目の9月17日には、日本有数の自転車イベント「ツールド東北」の「気仙沼ワンウェイフォンド」に参加。東北各地のみならず全国から東北応援に集まる自転車愛好家の皆さんや、各地のエイドステーションなどでボランティアに従事する皆さんとも交流したいと思います。秋のサンマや戻り鰹のように南下しながら、震災の被害にもへこたれずに頑張る東北のみなさんと接しながら、2019年ワールドカップを東北全体で盛り上げ、東北全体の活性化につなげられるようメッセージを発信したいと思っています。

報道、メディア各社様におかれましては御取材のほどよろしくお願い申し上げます。

 

【日程・コース】

<第1日/9月15日(金)>

16:00 釜石市集合。ラグビーワールドカップ釜石開催情報の発信基地「ラグカフェ」訪問。

18:00 釜石市のラグビー関係者、ボランティアを目指している子どもたちと交流会を実施(宝来館)

<第2日/9月16日(土)>

~釜石市鵜住居から気仙沼市まで約90キロを走行~

6:45 釜石市鵜住居地区にある釜石東中学校(鵜住居スタジアム建設地にあった中学校です)で出発セレモニー開催。今年創部された特設ラグビー部(スクラム釜石・石山次郎代表がコーチとしてお手伝いしております)の生徒らに送られて出発。(途中、陸前高田市の旧高田松原で黙祷する予定)

15:00頃 宮城県気仙沼市到着。翌日に開催される「ツールド東北」への参加手続

18:00頃 気仙沼のラグビー関係者とRWCを東北・三陸復興に活かす方法を考える交流会を実施。

<第3日/9月17日(日)>

~宮城県気仙沼市から石巻市まで約100キロを走行~

6:00 ライダーは「ツールド東北 気仙沼ワンウェイフォンド」に参加して東北はじめ全国各地から集まるライダーと交流。サポートスタッフは「ツールド東北」のエイドステーションにボランティアスタッフとして参加(場所は未定)。2019年に向けてボランティアの活動状況、運営を視察する。(ライダーは途中、南三陸町の旧防災庁舎、石巻市の旧大川小学校で黙祷する予定)

15:00頃、石巻市にゴール予定。エイドステーションでの業務を終えたボランティアスタッフと合流。

18:00頃、RWC2019のキャンプ地誘致を目指す石巻市のラグビー関係者と交流会を実施

<第4日/9月18日(月祝)>

~宮城県石巻市から福島県南相馬市まで約130キロを走行~

7:30 石巻市を出発(9:00~10:00頃、奥松島パークラインの平坦区間で女性ライダータイムを設定。女性サポートスタッフが区間限定で走行する予定、名取市閖上の日和山で黙祷する予定)

15:00頃「道の駅 南相馬」(南相馬市原町区高見町)にてゴールセレモニー(南相馬市出身、日本ラグビー応援ソング「楕円桜」の歌手・渡瀬あつ子さんの歌あり)のち解散。東京組は帰京。

【出走予定ライダー】

石山 次郎(スクラム釜石代表、元新日鉄釜石ラグビー部、元日本代表)

高橋 博行(スクラム釜石事務局長、元新日鉄釜石ラグビー部)

大友 信彦(スクラム釜石理事、スポーツライター、講談社文庫「釜石の夢」著者、気仙沼市出身)

渡瀬あつ子(日本ラグビー応援ソング「楕円桜」歌手、南相馬市出身)※一部走行、 他数名。

 

※日程・コース、場所、時間などの予定は、当日の天候などによって変更もしくは中止となる場合がございます。 御取材いただける場合は、御取材前に下記問い合わせ先にお問い合わせください。

【当プレスリリースに関する問合せ先】(事前のお問い合わせ先)

NPO法人 スクラム釜石事務局
Email : info@scrumkamaishi.jp
 ※開催当日のお問い合わせ先は、ご連絡をいただいた方にメールでお知らせいたします。

 

【スクラム東北ライド チームジャージーのご紹介】

 スクラム東北ライドでは、参加ライダーとスタッフが、スクラム東北ライドのメッセージジャージーを着用します。
 今回作成したジャージーは、2019年ラグビーワールドカップの盛り上がりを期して、大会を盛り上げる世界各国の代表ジャージーの色を基調にデザインしました。メインとなる胸の部分には、私たちがRWC2019のテーマと考える「出会おう世界!」のMEET THE WORLD をメインロゴに、イベントのテーマである日本代表の赤白段柄と、過去2大会連続優勝しているディフェンディングチャンピオン・ニュージーランド・オールブラックスの黒をベースカラーとして配置。

 以下、アルゼンチンの水色と白、アイルランドのエメラルドグリーン、オーストラリア&ルーマニアのゴールドイエロー、スコットランド&フランス&サモアの濃紺、ウェールズ&ジョージア&トンガ&アメリカ&カナダの赤、イングランド&フィジーの白、南アフリカのモスグリーン、イタリア&ナミビアのブルー……と、2019年大会への参加が有力視される各国のカラーを入れ込みました。

 背中には、ラグビー界で広く使われる合い言葉であり、スクラム釜石の活動理念でもある「DRIVE THE SCRUM FWD!」(スクラム組んで前へ!)の文字と、東北の地図を図案化した上に、2011年の震災で被害を受けた東北の被災地の地名を大小あわせズラリと並べました。

 東北の地図と、襟、袖口には、釜石のシンボルである右胸のエンブレムにもあるはまゆりと、豊かな海の象徴であるウニとホヤに共通した色であるオレンジ色を配しました。デザインは、釜石出身で、ファッション界のトップランナーYumiKatsura(桂由美)ブランドのアクセサリーデザイナーとして活躍している藤原綾子さん(釜石応援ふるさと大使)に監修していただき、盛り沢山の色を使いながらもクールな仕上がりになりました。ご取材、ご紹介していただく際は、ジャージーにもご注目いただけると幸いです。(ジャージー担当:大友信彦)