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活動報告

2014.11.05

釜石市は岩手県と共同でラグビーワールドカップ2019の試合開催地に立候補しました!

10月31日、釜石市は岩手県と共同でラグビーワールドカップ2019組織委員会に『開催希望申請書』を提出しました。

この『開催希望申請書』はラグビーワールドカップ2019(以下RWC2019)での試合開催地に立候補する自治体が提出するものであり、締め切りである10月31日までに以下の14の各自治体が提出しました。(『都道府県・都市』の組み合わせとなっている自治体は連名での立候補です)

札幌市、岩手県・釜石市、仙台市、埼玉県・熊谷市、東京都、静岡県、愛知県・豊田市、京都市、大阪府・東大阪市、神戸市、福岡市、長崎県、熊本県・熊本市、大分県、熊本県、長崎県

釜石市広報
写真:RWC2019大会組織委員会・嶋津昭事務総長(右)に申請書を提出する野田武則釜石市長(中央)と、
大平尚岩手県政策地域部副部長(左)

 

RWC2019では、20チームが参加し、5チームごとのグループリーグ(予選リーグ)が行われます。(10試合×4グループ=40試合)
その後、各グループリーグの上位2チーム同士による決勝トーナメントが行われます。(3位決定戦を含め8試合)

日本国内の10~12の都市で上記の計48試合が行われることになります。

『開催希望申請書』の提出は、開催都市への正式立候補です。
今後、開催希望都市への視察などが行われ、来年3月には開催都市が決定する予定です。

以下、10月27日に行われた釜石市野田市長の記者会見からの抜粋です。

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今週、31日、東京のラグビーワールドカップ2019組織委員会に開催希望申請書を提出いたします。
申請書の提出にあたりましては、県のご理解、ご協力をいただくことができ、申請書に知事も連名で署名いただくとともに、申請書提出の際には、県の職員にも同行いただくこととなっております。
沿岸被災市町村におきましては、震災の記憶を風化させることなく、復興を加速化させることが求められております。
そのためにも、釜石の伝統であり、伝説であるラグビーを活用し、世界三大スポーツイベントであります、ラグビーワールドカップの試合誘致を実現させたいとの思いを持っております。
国際大会の開催によって、人的、物的交流は、近隣市町村をはじめ、国内各地から海外にまで及びますので、市民が一致団結して、このことに取り組むことが、子どもたちの未来と希望をつくり、地方を創生する契機になると考えております。

 試合開催会場の整備につきましては、鵜住居スポーツ施設整備事業と併せて、国及び国の機関からの助成、県からの支援などをいただけるよう、財源の課題に引き続き取り組んでまいりますとともに、市内外の皆様に、さらにご理解とご協力をお願いしてまいる所存であります。
近代製鉄発祥の鉄の街、自然に恵まれた魚の街、そして伝統あるラグビーの街、この小さな釜石の挑戦を、ぜひ皆様に応援いただきまして、世界の皆様に感謝の気持ちと復興する姿をお伝えし、ひいては日本ラグビーの発展の一助となることを願うものであります。
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RWC2019釜石誘致の実現、RWC2019釜石開催そのもの、さらにはRWC2019以降の釜石、岩手、東北のために、スクラム釡石では引き続き誘致活動支援を行なってまいります。

今後も引き続きご支援をよろしくお願いいたします。