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活動報告

2013.08.25

東北小学生ラグビー交流試合「ともだちカップ」(第2回)を開催しました!

8月24日、25日に陸上自衛隊船岡駐屯地様にて、東北小学生ラグビー交流試合第2回「ともだちカップ」を開催いたしました。 「ともだちカップ」はNPO法人スクラム釜石の主催で、東北6県のラグビースクールの高学年(小学5年、6年)のこどもたちを招待し、交流試合・キャンプ体験・ワークショップなどを通じ、参加した子供たち相互の交流を図ってもらうとともに、東日本大震災において災害復興支援活動を行っていただいた陸上自衛隊の方々との交流を継続することを目的として実施いたしました。

参加いただいたラグビースクールは以下の通りです。

八戸ラグビースクール、高清水ラグビースポーツ少年団、盛岡ラグビースクール、宮古ラグビースクール、釜石シーウェイブスジュニア、仙台ラグビースクール、柴田町ラグビースクール、山形ラグビースクール、勿来少年ラグビースクール、いわき少年ラグビースクール

女子選手数名を含む、総勢約100人の少年ラガーマン、ラガールに参加いただきました。

 

また、今年は、エディー・ジョーンズ氏によるラグビークリニックの開催、および、神戸製鋼ラグビー部OBである林敏之氏のミニ講演会も実施いたしました。

 

開会式の後は1日目の交流試合を行いました。エディ・ジョーンズさんは試合を熱心に観戦されていました。

 

試合の合間には、駐屯地内の消防車による恒例の放水シャワー!

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1日目の交流試合終了後に、エディ・ジョーンズさんのラグビークリニックを実施しました。

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(左)9人1組でのアタックディフェンス形式。(右)”ボールプレゼンテーション”の指導。

約2時間のラグビークリニックでは、腕を伸ばしてボールをキャッチする「アーリーキャッチ」の徹底、フォローをしているときも常に前を向くこと、タックルされた後のボールプレゼンテーション(ダウンボール)の指導、そして2人目のクリーンアウト(オーバー)の仕方などについての的確な指導がおこなわれ、子どもたちは楽しみながら技術と考え方を身に着けることができたようです。

クリニック終了後は、テントごとに分けた各チーム混成のメンバーで協力しながらの食事、入浴、キャンプファイヤーで1日目は終了しました。

2日目は、昨日の試合結果をもとに順位決定戦を実施しました。

エディ・ジョーンズ氏のクリニックの成果がところどころに見られました!

二日目

試合後は、NPOヒーローズの林敏之氏のミニ講演会。高校ジャパン候補合宿でのエピソード、遠征先のイングランドでの試合前の山口良治先生の言葉。高校、大学、社会人でプレーしたラグビーから得たもの、感動を、子ども達に伝えていただきました。

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スクラム釜石の活動にもご協力いただいている「フライプロジェクト」から参加各チームへフライキ(大漁旗)の贈呈もおこなわれました。

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そして閉会式。

石山代表、エディ・ジョーンズ氏の講評ののち、自衛隊の皆様へお礼で締めくくりました。

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昨年に引き続き開催できた「ともだちカップ」。今年も様々な方々からのご支援、ご協力をいただき開催することが出来ました。

参加いただいたチームの選手の皆様、コーチ・スタッフの方々、ともだちカップの運営資金へのご寄付いただいた方々、ラグビーボール、グッズなどのご支援をいただいた方々、そして陸上自衛隊船岡駐屯地の皆様。

ご協力に御礼をもうしあげます。ありがとうございました。

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※スクラム釜石のメンバーでもある大友信彦氏のブログでも、ともだちカップの報告が掲載されています。あわせてご覧ください。

~ツール・ド・ラグビー~
【速報・東北小学生ラグビー交流大会「ともだちカップ」@船岡自衛隊、80人超のラグビー少年少女&エディさん林さんとラグビー漬け!第1日速報】

http://otomo-rug.jugem.jp/?eid=897

【ともだちカップ2日目も朝から盛り沢山!真夏の日射しのもと、東北のラグビー少年少女たちは、前日のエディさんクリニックの成果を存分に発揮してくれました。幸せな2日間に感謝です!】
http://otomo-rug.jugem.jp/?eid=898