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活動報告

2013.03.11

2011年3月11日の、あの東日本大震災から2年が経ちました。 震災や津波の犠牲となった方々のご冥福を、改めてお祈り致します。

2011年3月11日の、あの東日本大震災から2年が経ちました。

震災や津波の犠牲となった方々のご冥福を、改めてお祈り致します。

 

あの震災に心を痛め、何か自分たちにできることはないかと考え、連絡を取り合ったのが私たちスクラム釜石の活動の端緒でした。メンバーには、釜石市をはじめ東北地方にゆかりのある者も、まったくゆかりのない者もおりますが、何かをしなければという思いは、全員に共通していました。

私たちが考えた「自分たちにできること」は、私たちが長年親しんできたラグビーを通じて復興をお手伝いすることでした。

私たちは、「釜石シーウェイブス」のサポーター獲得活動、東北地方6県のラグビースクールの子どもたちを集めての交流イベント「ともだちカップ」、新日鐵釜石OBと神戸製鋼OBによる「V7マッチ開催」などに取り組んできました。さらにはラグビーワールドカップ2019における釜石市への試合招致活動にも、同じ思いから取り組んでいます。

 

震災と、その後の津波による被害は、東北地方の太平洋側のみならず関東地方まで広範囲に及び、復興支援と言っても、簡単に口にできることではありません。しかし、それをわきまえた上で、あの震災を心に刻み、語り伝え、被災された方々のご無念に思いを馳せながら、復興のお手伝いをすることが、私たちに与えられた「自分たちにできること」だと考えています。

 

震災や津波で亡くなられた方々の三回忌に当たる今日、私たちは、亡くなられた方々への哀悼の意を表すとともに、大きな被害を受けた地域が一刻も早く生まれ変わり、新しい日々への一歩を刻むことを願ってやみません。

 

私たちのこうした思いをご理解いただき、今後ともさらなるご助力、ご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

NPO法人 スクラム釜石代表

石山次郎