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活動報告

2019.10.19

ラグビーワールドカップ2019釜石開催が行われました。みなさまのご支援に感謝いたします。

2019年9月25日。ラグビーワールドカップのフィジー対ウルグアイが、釜石鵜住居復興スタジアムで開催されました。
青空のもと、日本各地、世界各地からおいでになった方々を含む14,025人の方々が釜石鵜住居復興スタジアムに足を運んでくださいました。
観客の皆さんは、フィジー、ウルグアイの両チームが見せてくれたワールドカップへの熱意と素晴らしい戦いを目の当たりにし、歓声を上げ、また釜石でワールドカップの試合が行われたその時間を共有し、笑顔になってお帰りになりました。

10月13日にもう一度開催されるはずだった試合は、台風により、残念ながら行われることはありませんでした。
自然災害に人間は「備えること」しかできません。安全、人命が最優先されるべきであることは言うまでもありません。
開催の準備、検討を続けてくださっていた岩手県、釜石市、ラグビーワールドカップ2019組織委員会、ワールドラグビーをはじめとした皆様に感謝の意を伝えさせていただきます。ありがとうございました。
また、困難な状況のなか、釜石まで試合を見るために足を運んでくださった方々、とりわけ、ナミビア、カナダ両チームの皆さまに対しては、感謝の念に堪えません。

釜石でのラグビーワールドカップ開催は終了しましたが、わたしたちが釜石での開催を目指したラグビーワールドカップ。わたしたちは、あらためてその素晴らしさに気づかされました。
その会場となった釜石鵜住居復興スタジアム。
日本一空が広いスタジアム。日本一山々が美しいスタジアム。日本一風が心地よいスタジアム。日本一トンボがたくさん舞うスタジアム。
わたしたちスクラム釜石は、釜石鵜住居復興スタジアムが、これからもたくさんの人を笑顔にする「日本一のスタジアム」と呼ばれ続けるよう、これからも活動を続けてまいります。

そして、一人でも多くの方々にあの素晴らしさを感じていただきたい。
いま私たちが考えているのは、今回は試合をできなかったけれど、ボランティア活動や交流会で繋がりを作ってくれたナミビア、カナダのみなさんに、もう一度釜石に来ていただき、釜石鵜住居復興スタジアムの芝の上でラグビーをしていただくことです。その姿を釜石のみなさん、東北のみなさんに見ていただきたい。繋がりを作ってくれたみなさんとともに、ラグビーの素晴らしさをあじわいたい。
釜石鵜住居復興スタジアムでのナミビア代表チームとカナダ代表チームのドリームマッチ。私たちスクラム釜石は、この夢の試合が実現できるよう、今一度、前へ進んでまいります。

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