2021.01.05
新年のご挨拶
2021年が明けました。
旧年中は未曾有の災禍に見舞われた中、みなさまには心温まるご支援を賜り、深く感謝しております。
東日本大震災の発生から、今年の３月で10周年を迎えます。
私たちは、みなさまのご支援のもと、ラグビーを通じた被災地復興を応援するべく、いろいろな活動を続けて参りました。
2019年ラグビーワールドカップ釜石開催に向けては釜石の若い世代がたくさんの役目を担ったこと、実現の際はたくさんの方に釜石を訪れていただけたこと、釜石・東北のみなさんの復興していく力と優しさを日本中、世界中のたくさんの方に発信することができました。私たちも微力ながら、ワールドカップを盛り上げ、みなさまと一緒に世界のみなさまをお迎えできたことはこの上ない喜びでした。
今年は震災から10年ということで、多くの情報がメディアから発信されることでしょう。その反面、10年を区切りにと、様々な支援事業や復興予算が削られ、あるいは打ち切られる可能性がささやかれています。とはいえ、被災地の復興はまだ道半ばです。
私たちにできることは限られていますが、みなさまのお力を借りながら、被災地復興のための情報共有、ラグビーメモリアル試合実現のための応援、釜石鵜住居復興スタジアムの活用支援、釜石高出身でスペインリーグに挑戦中の平野恵里子選手ら被災地の若い世代の活動支援を、これからも続けていきたいと思っております。
本年もご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2021年1月
ＮＰＯ法人スクラム釜石一同